背中痛症状の食道炎とネキシウムとイノセアバランス

逆流性食道炎の治療に用いられる薬として有名なのがネキシウムであり、近年、ストレスなどによって患者が増えていることから処方されることも多くなってきました。逆流性食道炎はゲップや胸焼け、胃痛、お腹の張りなどの症状が出てくるのが典型的ですが、症状によっては背中の痛みを伴うこともあるのが特徴です。苦しみがかなり強くて吐き気や頭痛、のどの異物感などを伴うこともしばしばあります。そのため、逆流性食道炎がある程度ひどくなってしまうと誰もが使用したいと考えるのがネキシウムです。しかし、ネキシウムには欠点が一つあり、即効性がそれほど高くはないという点があります。胃酸を抑える効果は高いものの、胃酸で変換を受けてから胃酸を分泌抑制することができるようになることから効果の発揮に数時間かかってしまうことがよくあるのです。それならば違う薬を使用しようと考えてイノセアバランスを選ぶという方法もありますが、この場合には逆流性食道炎には効果をほとんど発揮することはありません。イノセアバランスは胃の粘膜を保護することによって胃潰瘍の治療を行える薬であり、胃潰瘍の治療のためにネキシウムを用いている場合にはイノセアバランスに切り替えることで胃の不快感を改善することができる場合もあります。あるいはネキシウムを8週間以上使い続けてしまったためにイノセアバランスにかえて治療を継続するということもあるでしょう。しかし、背中の痛みを伴うような症状で逆流性食道炎と考えられる場合にはイノセアバランスを使っても効果が得られる可能性は低いということは留意しなければなりません。胃酸を抑えられるネキシウムだからこそしっかりとした効果が発揮されるのです。